セルフマネジメント研修|スキルの習得方法と活かし方・カリキュラム紹介
セルフマネジメントスキルは、現在、働き方の多様化や評価基準が変わりつつある中で求められており、会社から求められる役割を果たし、人材としての価値を高めるために必要なものと言われています。
ビジネスにおいて「セルフマネジメントスキル」の活かし方・スキルの習得方法についてを解説します。
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セルフマネジメントとは
セルフマネジメントは「自己管理」と直訳されますが、ただ自己管理するのではなく「目標達成や願望実現に向けて」自分自身を管理することと言えます。また、自分の思考や感情、行動を管理することで、自分の能力を最大限に発揮し、パフォーマンスをあげるスキルのことです。
セルフマネジメントスキルが高い人の特徴
- 自ら目標を設定し、達成するために率先して行動する
- 感情のコントロールがうまく常に冷静な対応ができる
- 時間管理がうまく常にハイパフォーマンスができる
一般的に、こういった行動ができる人は、セルフマネジメントスキルが高いと言われます。
もちろん、最初からこういったスキルを身につけているわけではありません。研修を受けたり日々の業務に落とし込むことで自分のスキルにしているため、誰にでも身につけられるものです。
セルフマネジメントスキルが低い人の特徴
以下のような悪循環に陥りがちです。
- 不安を抱えて悩むことが多くなる
- 行動量が減る
- チームの一体感が低下する
①〜③が循環することで、組織としてもよくない環境になってしまいますが、逆にセルフマネジメントがうまい人がいれば、こういった悪循環を抜け出すことは可能です。
セルフマネジメントが注目される理由
リモートワークが定着している
近年の働き方改革や世界情勢の変化により、リモートワークが当たり前になっています。
一人で仕事のスケジュールなどを管理したり、書類、在庫など様々なものを「管理」しなければならなくなる中で、セルフマネジメントは重要です。また、主体的に行動できる人ほど重宝される時代になっているため、セルフマネジメントスキルが注目されているのです。
生産性向上が求められている
会社による評価方法が、成果によるものに変わりつつあります。
従業員一人ひとりの生産性向上が求められるようになってきており、「個人としてのパフォーマンスをいかに発揮できるか」が自分だけでなく会社としての価値を高めることにつながります。
管理職ほど求められるスキルとなっている
管理職やマネージャーとして、部下を管理する人ほどこのスキルは求められます。
まずは、自分自身のマネジメントができてこそ、他者のマネジメントができるようになるからです。
会社組織として、立場が上がれば上がるほどセルフマネジメントスキルが求められるため、
早い段階から身につけておくことが重視されています。
セルフマネジメントを身につける「5ポイント」
- ①目標管理
-
目標管理は、自分で適切なゴール(目標)を考え、そこに向かって行動しやり抜く力です。
「目標設定」が重要になりますが、目標設定についてはこちらの記事をご覧ください - ②時間管理
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時間管理は、簡単にいうと「物事の優先順位を的確に判断し、一つひとつをやり遂げること」と言えます。
時間は有限です。仕事においては「●●までにやっておいてね」と言われることがあり、そういった仕事が重なることは多々あります。そんな中で、いかに時間管理を行えるかどうかが、セルフマネジメントには重要です。 - ③ストレスマネジメント
-
このスキルは、ストレスとの上手な付き合い方を知り、適切に対処することができるようになるものです。「ストレスコーピング」などのスキルがあり、それぞれ自分に合ったスキルを身につけると良いでしょう。
ストレスが発生しても耐えるだけでは、いつか体が壊れてしまいます。深刻な状態になってしまってからでは、取り返しがつかないことになる可能性もあります。ストレスマネジメントは、特にしっかり身につけましょう。
- ④感情コントロール
-
日々、仕事をしている中で感情が揺れ動くことは多々あります。いつでも冷静に落ち着いた状態で、感情を適切に制御するスキルも、セルフマネジメントにおいては重要です。
感情をコントロールするためには、自分のメンタルが良い状態であることであったり自己肯定感をしっかりと保てていることが大切です。また、「アンガーマネジメント」などのスキルを身につけることで、さらにしっかりと感情コントロールができるようになります。
- ⑤健康管理
-
セルフマネジメントにおいて、何よりも重要なのは健康管理です。
食事、運動、睡眠や休息、生活習慣を整えるなど、「当たり前」のことがなかなか難しい人がいます。在宅ワークなどが普通になると、「なんとなく進めておこうか」と仕事をしてしまったり、仕事とプライベートの切り替えができづらくなるケースがあり、体調を崩す人もいるようです。
しっかりと健康管理をすることで、体力・気力を持って仕事に臨めるようにすることも、セルフマネジメントでは重要です。
明日からできる!セルフマネジメントスキルの磨き方
セルフケアマネジメントスキルを磨くためには、何か特別なことをしなければならないわけではありません。とても簡単なことから始めることができます。
自分を理解することから始める
まずは、自分の強みや弱み、性格などを理解することが大切です。それらをしっかり把握しておくことで、「自分のことをどうマネジメントすれば良いか」を考えるきっかけができることを覚えておきましょう。
良い行動は習慣化する
自分にとって「これはセルフマネジメントに役立つ」と思ったことなどがあれば、どんどん習慣化していきましょう。何度も繰り返して習慣にすることで、それが当たり前になります。「●●しなければ」と思いながら行動するよりも、遥かに負担なくスキルを磨くことができます。
弊社のセルフマネジメント研修について
セルフマネジメント研修が必要な方の特徴
・感情コントロールが苦手な方
・モチベーションの浮き沈みが大きい方
・部下のモチベーション維持や業務スケジュールの管理などが苦手な方
・セルフマネジメントを向上させる研修を検討されている方
セルフマネジメント研修|基礎カリキュラム
テーマ | 詳細 |
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1.アイスブレイク「グッドニュース」 | ・最近あった「良かったこと」を共有 ・日常を振り返り言語化するトレーニング |
2.セルフマネジメントとは | ・心と体が安定した状態を維持すること ・役割や影響力が高い人ほどセルフマネジメントが重要 ・心の状態を高めるための「正しい考え方」を学ぶ |
3.セルフコントロールの基本フロー | ・正しい考え方を学ぶ(理想を描く) ・自分自身の「心癖」と「感情のパターン」に気づく ・心が安定し向上する方法(習慣)をつくる |
4.自分の心癖を知る | ①モチベーショングラフを作ろう ・自分はどんな時にモチベーション上がり、下がるのか ・自分の心癖やパターンを知り、改善策を見出す |
5.心の“コップ”を手入れする | ・ストレスが溜まるとコップの水が濁る ・食事を摂るように、心のエネルギーを注入する ・情動発散とエネルギー注入「キーワードは感動」 |
6.まとめ | ・原因と結果の法則 ・心は日々移ろうもの、日々変化することが前提 ・自分の状態を受け取り直す習慣をつくる |
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セルフマネジメント研修|応用編カリキュラム
テーマ | 詳細 |
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1.セルフマネジメント<基本編>の復習 | ・セルフマネジメントの重要性とは ・自分の心癖を知る |
2.自分の心癖に気づく「脳内犬ワーク」 | ・【ワークショップ】心癖を「脳内に住む犬」に例えて学ぶ ・心癖の共通点を共有 ・心癖の本質は自己防衛反応について |
3.自分自身の「見える化」を習慣にする | ・目標、タスク、スケジュールの状況整理 ・漠然とした不安の要因を整理し分析する ・問題把握シートの活用 |
4.休日の過ごし方 | ・心の「コップ」を手入れする ・週末、連休、長期休暇の過ごし方 ・休日の目的は「心」と「体」のメンテナンス ・ネガティヴ感情を中断する「5つの没頭活動」 |
5.前向きに仕事をする為の5つの方法 | ・人を好きになり、同僚との関係性を良くする ・人とのコミュニケーションもセルフマネジメントの一つ ・物事の捉え方を変換し、仕事のやりがいを高める |
6.正しい考え方を学ぶ | ・自分が迷った時に立ち返る考え方を学ぶ ・自分の感情をデザインするアファメーション ・成長する為の4つの捉え方 ・働く目的と自分の目標を設定する |
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スキルを確実に習得するためには?
今回は、セルフマネジメントスキルの重要性や身につけるためのポイントなどを解説しました。
これからも、企業や組織において必要とされる人材であるためには、このスキルは必須と言えます。
また、このスキルはビジネス面だけでなくプライベートでも活用できる場面が多々あり、身につけておいて損はありません。
しかし、実際に研修を組んで身につけていくためには、「新人向け」「中堅社員向け」「管理職むけ」など、
立場によってメニューを変えていくことなどが必要になります。
弊社では、企業や組織それぞれに合ったメニューをご提案し、準備からアフターフォローまでを丁寧にサポートしています。「セルフマネジメントスキル」を身につけるための研修をお考えの方は、是非一度ご相談ください。
ご要望・ニーズに合わせた研修提案をしております。
情報収集も歓迎です。お気軽にお問合せくださいませ。
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人材教育など、人事に関わる内容であればなんでも相談をお受けいたします。お気軽にご相談ください。
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セルフマネジメント研修|基本編 「自分の心癖」を知る
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