管理職の平均年齢が知りたい！管理職に求められる能力とは？

自分自身のキャリアステージを判断するために「管理職の平均年齢」と「自分の年齢」を比較するという方法があります。

今回の記事は、「管理職の平均年齢」を把握しご自身のキャリアステージを大まかに把握すると同時に、
管理職に昇進するための必要なスキルをご紹介していきます。

管理職の平均年齢

まずは、管理職の平均年齢について見ていきましょう。自分の年齢と管理職の平均年齢を比べることで、「自分がどの位置にいるのか」「管理職として指名される頃なのか」を把握することができます。

キャリア形成においてある程度の年齢を知っておくことは、「これから自分が何をしなければならないか」を把握することにつながります。

課長に昇格する平均年齢

課長は、中間管理職の中でも代表と言えるポジションです。
上層部と社員の橋渡し的な立場であり、多くの部下を束ねる重要な役割を担います。

課長になる人の平均年齢は、40歳くらいであり、およそ15〜20年程度勤めて昇進する人が多いようです。
もちろん、外部からの転職で課長になる人もいますが、かなり稀なケースと言って良いでしょう。

係長に昇格する平均年齢

係長は、課長の補佐的立場。
課長のサポートをしながらチームのまとめ役として様々な業務をこなします。

係長になる人の平均年齢は33歳と言われています。社会人になって10年ほど経った頃には、
どんどん役職に就く人が現れてくるのです。

外資系と日系企業の違い

中間管理職への昇進年齢は「外資系企業」と「日経企業」によって違います。
日系企業は「年功序列」や「終身雇用」によって能力による昇進が難しい企業が多いため、自然と中間管理職になる人の年齢も上がります。

近年では能力を評価するところも増えてきているようですが、それでもまだまだ「年功序列」や「終身雇用」は根付いています。

それに対して、外資系企業は基本的に能力を評価します。
そのため、「活躍できる人だ」と認められればどんどん昇進できるのです。そのため、管理職に昇進する人の平均年齢は低くなります。

なお、日系企業では「30歳で昇進すれば出世だ」と言われることが多いですが、
外資系企業では30歳の昇進は「当たり前」という認識のようです。

変化できない企業は、優秀な若手人材の流出につながる恐れも

日系企業の昇進制度や慣習は、若くして能力を持っている人たちにとってはストレスを感じる環境と言えます。
そのため、「もっと活躍したい」「挑戦したい」と考える人たちは外資系企業に転職するケースが増えています。

せっかく時間やコストをかけて育てた人材が、スキルを身につけて優秀になったと思ったら転職してしまった…
というような悲劇が起こらないようにするためには、日系企業も管理職への昇進基準や考え方を柔軟に考えなくてはならない時代になりつつあります。

そして、「自分よりも年下のやつが上司になるなんて」という考え方を変えていけるような、
組織改革・環境づくりも必要不可欠です。

管理職に昇進するために必要なスキル

「これから管理職を目指したい」「もっと挑戦したい」と前向きな意識を持っている方、
漠然と「○○歳くらいには、管理職になって…」と考えている方もいるかもしれません。

ただ、「実際に何をすれば良いのか」「何を身につけ、高めていけば良いのか」なかなかわからないものです。
ここからは、少しでも早く管理職になりたい方が身につけておくべきスキルについて解説します。

• リーダーシップ能力
  管理職はチームを指導し、方向を示す役割を果たすため、リーダーシップスキルは非常に重要です。
  チームを鼓舞し、目標を達成するために他のメンバーを指導できる能力が求められます。
• コミュニケーションスキル
  管理職は上司、同僚、部下と効果的にコミュニケーションを取る必要があります。
  クリアで効果的なコミュニケーションスキルは、情報の伝達や問題の解決に不可欠なスキルです。
• 意思決定能力
  管理職は重要な意思決定をしばしば行います。
  データを分析し、リスクを評価し、戦略的な決断を下す能力が求められます。
• プロジェクト管理能力
  多くの管理職はプロジェクトを管理し、タスクを計画、実行、監視、評価する必要があります。
  プロジェクト管理スキルは非常に役立ちます。
• 対人関係スキル
  管理職は様々な人々と協力し、関係を築く必要があります。
  対人関係スキルは、チームの協力とモチベーションに影響を及ぼす重要なスキルです。
• ビジネス洞察力
  管理職はビジネス全体を理解し、戦略的な方向を確立する役割を果たすことがあります。
  業界や市場のトレンドを把握し、競合他社との比較を行う能力が求められます。
• 問題解決能力
  管理職は問題や課題に対処するためのスキルが必要です。
  クリティカルシンキングと問題解決能力は重要です。
• チームビルディング
  管理職はチームを構築し、協力を促進する必要があります。
  チームビルディングスキルは、チームのパフォーマンス向上に寄与します。
• マネジメントスキル
  管理職は人を管理し、リソースを効果的に活用する必要があります。
  時間管理、プロジェクト管理、予算管理などのマネジメントスキルが必要です。
• 学習意欲
  管理職は常に変化する環境で活動し、新しいスキルや知識を習得する必要があります。
  学習意欲と環境適応力は非常に重要なスキル・資質です。

これらのスキルを向上させるための取り組みは、管理職に昇進するための鍵となります。
また、組織や業界によって必要なスキルセットが異なる場合もあるため、具体的なポジションや職場の要件に合わせてスキルを磨くことが大切です。

ロバート・L・カッツによる「カッツ・モデル」

役職者に必要なスキルは、どの役職に就いているかどうかによっても異なります。アメリカの経営学者ロバート・L・カッツがまとめた「カッツ・モデル」によると、役職者に必要なスキルは以下の3つです。

• テクニカルスキル
• ヒューマンスキル
• コンセプチュアルスキル

テクニカルスキル

まずは、業務遂行に欠かせない知識や技術をしっかり身につけることです。さらに、管理職としては、企業や部署全体をマネジメントする力、人事評価を行うスキルも必要となります。管理職が「わからない」「知らない」ということはあると思いますが、そればかりでは部下からの信頼を失うことになります。

管理職を目指すにあたり、職場の誰よりも上司からの仕事を早く処理できるようになりましょう。
管理職は、「元々の仕事＋管理職としての仕事」が基本となります。
つまり、現在の（一般社員）としての仕事量はこなせて当然であり、そこにプラスしてマネジメントなどが必要になってくるのです。

ヒューマンスキル

簡単にいうと、他者との良好な関係を築き、力を最大化するための対人関係能スキルです。
一般的な対人関係能力だけでなく、部下への柔軟な対応力やチームを目標に導く力などが必要になります。
苦手意識を持っている方がいるかもしれませんが、今後のキャリアとして管理職を考えるなら、避けて通れない道です。

コンセプチュアルスキル

コンセプチュアルスキルを簡単な言葉で言い換えると「概念化するスキル」「考える力」「形のないものを扱う力」と表現できます。

コンセプチュアルスキルの要素には、構成する能力には「ロジカルシンキング（論理的思考）」や「ラテラルシンキング（水平思考）」「クリティカルシンキング」「多面的視野」「詩的好奇心」などがあります。
このスキルを習得している人材は、「経験から学び、対応能力に優れている」「業務を合理的に行い、効率的に動く力がある」という特徴があります。

つまり「物事の本質を見極める」スキルであり、状況分析や課題発見、トラブル発生時の解決策など、あらゆる局面を乗り切るスキルと言えます。

上司が部下を「昇進させたい」と思うポイントは？

管理職は、部下を選り好みし、自由に昇進させるわけではありません。
注意深く部下の様子・成長・変化を把握しようとしています。「管理職の資質」を見極めることはもちろん、「昇進準備OKのサイン」を探しています。
その「サイン」とは具体的にどういったものなのでしょうか。

部下を昇進させたいと思うポイントとその特徴をご紹介します。あなたは、いくつあてはまりますか？

自発性がある

まずは、自分から積極的に行動を起こせるかどうかです。
大きな責任のある仕事を積極的に引き受けたり、学習意欲があるなど、何事にも前向きに取り組むことができるかどうかです。

実績がある

実績とは、基本的に「定量化できるもの（数字やデータなど、目に見えるもの）」が注目されています。
売上や業績などです。

解決策を探して実践できる

日々の業務では、大小様々なトラブルが発生します。
そのような時に、ただ批判的なことをいうだけでなく実際に「どうすれば良いか」を考えて解決策を実践できることが重要です。

上司や部下・チームメンバーからの信頼が厚い

上司や部下、共に働く仲間との信頼関係は丁寧に構築することを意識し、上司やチームメンバーとのコミュニケーションをしっかりとり、相談などをこまめにすることが大切です。

他者からの意見を受け入れられるか

日々の業務においては、他者からの声やアドバイスを真摯に受け入れられるかが重要なポイントです。管理職になると、他の管理職からのアドバイスやフィードバックなどを受けつつも前進していかなければなりません。

幅広い視野

管理職を目指すならば、「視野は限りなく広く」持つことが重要です。とはいえ、「自分の視野を広げるにはどうすれば？」と思う方もおられるのではないでしょうか。
自分の視野を広げたい時は、あえて「自分の意見と反対の意見を持つ人」と話すことです。あらゆる人の考え方を知りパターンとして覚えておくことで、実際に管理職として他者と連携を撮る時もトラブルを回避することができます。また、未経験のことに挑戦するのも良いでしょう。

年齢に応じたスキルアップ手法

若手管理職のスキルアップ手法

若手管理職がスキルを向上させるために取り組むべき手法について、いくつかご紹介します。

• メンターシップとコーチング
  • 経験豊富な上司や同僚からメンターシップを受けることで、リーダーシップスキルやビジョンを磨く
  • また、メンターシップとは別に、コーチングを受けることで、個別のスキルやキャリア目標に焦点を当て考える
• 継続的な学習
  • セミナーやワークショップ、オンラインコースなどを活用して新しいスキルや知識を習得する
  • 業界のトレンドや最新の管理理論について学び、実務に応用する
• フィードバックの活用
  • 上司、同僚、部下からのフィードバックを積極的に受け入れ、改善すべき点を把握する
  • フィードバックを通じて自己評価を向上させ、リーダーシップスキルを洗練させる
• プロジェクト管理の経験
  • プロジェクト管理の経験を通じて、計画、実行、監視、評価のスキルを向上を目指す
  • 成果を出すためには、プロジェクトの成功を確保するためのスキルが必要です
• タイムマネジメント
  • タイムマネジメントスキルを磨いて、効率的にタスクを処理し、重要な仕事に取り組んでみる
  • タスクリストや優先順位付けを活用して計画的に仕事を進めることが大切です
• コミュニケーションスキル
  • 効果的なコミュニケーションスキルを発展させ、情報をクリアに伝え、チームメンバーとの協力を強化する
  • フィードバックの受け手としても、適切なコミュニケーションを確立します
• リーダーシップのモデル化
  • 優れたリーダーや上司をモデルにし、その行動やスタイルから学ぶ・真似る。
  • 自身のリーダーシップスタイルを確立し、組織内で信頼と尊敬を築きます
• プロフェッショナルネットワーキング
  • 同業他社や業界の人材と交流し、「最善・最適な方法」を学ぶ
• ストレス管理
  • マネジメントポジションではストレスが増加することがあります。
  • ストレス管理のスキルを向上させ、バランスを保つ方法を見つける努力をする
• チームビルディング
  • チームの協力とモチベーションを高めるためのスキルを磨き、高機能なチームを構築しましょう。

スキルアップは継続的なプロセスであり、自己啓発に時間とエネルギーを投資することが重要です。また、失敗や挫折からも学び、成長の機会と捉えることが大切です。

中堅管理職のスキルアップ手法

中堅管理職のスキルアップは、経験を活かし、リーダーシップと戦略的な能力を発展させることに焦点を当てることが重要です。以下、中堅管理職がスキルアップするために役立つ手法をご紹介します。

1. リーダーシップスキルの洗練:
   • リーダーシップスキルを向上させるために、リーダーシップトレーニングやセミナーに参加し、リーダーシップの理論と実践を学びましょう。
   • チームメンバーや部下をリードし、組織全体のビジョンを共有し、実行に移す能力を強化します。
2. 戦略的思考と計画:
   • 組織のビジョンと戦略を理解し、それを自分の部門やプロジェクトに展開するためのスキルを磨きましょう。
   • 戦略的プランニングとゴール設定を行い、チームをそれに向かわせます。
3. プロジェクト管理:
   • プロジェクト管理スキルを向上させ、タスクの効率的な管理とプロジェクトの成功を確保します。
   • プロジェクト管理のツールやメソッドに習熟しましょう。
4. コミュニケーションと交渉:
   • 高度なコミュニケーションスキルを発展させ、戦略的な情報の伝達やプレゼンテーション能力を向上させましょう。
   • 交渉スキルも重要で、ビジネスパートナーやチームメンバーとの合意形成を効果的に行います。
5. チームビルディング:
   • チームの協力とパフォーマンス向上のためにリーダーシップを発揮し、メンバー間の連携を強化します。
   • チームメンバーの個々のスキルと能力を最大限に活用します。
6. プレッシャーとストレス管理:
   • 管理職はプレッシャーやストレスの多い状況に直面することがあります。ストレス管理のスキルを向上させ、冷静な判断力を維持します。
7. データ分析:
   • データ駆動の意思決定をサポートするためにデータ分析スキルを磨き、データから示唆を得る能力を発展させます。
8. 多角的な視点:
   • 組織のさまざまな側面を理解し、異なる視点から課題に取り組む能力を養います。
   • 組織内外の関係性や市場動向に対する洞察を深めます。
9. メンターシップと育成:
   • 若手従業員を指導し、育てる機会を活用して、自身のリーダーシップスキルを向上させます。
10. 持続的な学習:
    • 最新の業界トレンドやビジネスモデルについて学習を続け、自己啓発に取り組みます。

中堅管理職は組織内で重要な役割を果たし、上級管理職へのステップアップの準備段階でもあります。スキルアップを継続的に行い、組織と個人の成功に貢献しましょう。

ベテラン管理職のスキルアップ手法

ベテラン管理職のスキルアップは、長年にわたる経験を活かし、新たな挑戦に対応するために継続的な学習と成長が必要です。以下は、ベテラン管理職がスキルアップするための手法です。

1. リーダーシップスキルの進化:
   • リーダーシップスキルを進化させ、新しいリーダーシップモデルやアプローチを学びます。
   • メンターシッププログラムを設定し、若手管理職や従業員を指導し、育てます。
2. デジタルリテラシー:
   • デジタル技術の進化に対応するために、デジタルリテラシーを向上させます。
   • データ分析、クラウドテクノロジー、ソーシャルメディアなどの新たなツールやトレンドを理解し、組織に取り入れます。
3. 多角的な視点の維持:
   • 組織内外の変化や市場動向に対する洞察を維持し、戦略の調整を行います。
   • 他の業界や市場との比較を通じて、新たなアイディアやビジネスチャンスを発見します。
4. リーダーシップスタイルの柔軟性:
   • 新たな状況や世代の変化に対応するために、リーダーシップスタイルの柔軟性を持ちます。
   • フレックスタイムやリモートワークなどの労働トレンドに適応し、多様なチームと協力します。
5. メンターシップと教育:
   • 経験と知識を次世代のリーダーに伝えるために、メンターシップと教育プログラムを展開します。
   • 個別指導やトレーニングセッションを通じて若手従業員の成長をサポートします。
6. ストラテジックプランニング:
   • 長期的な戦略を策定し、組織の方向性を確保します。
   • 変化に対応し、新たな市場機会を活用する戦略を継続的に見直します。
7. イノベーションと改革:
   • イノベーションを奨励し、改革を進める文化を育てます。
   • 新しいアイディアやプロセスを導入し、組織の競争力を高めます。
8. プロジェクトマネジメント:
   • プロジェクト管理スキルを進化させ、組織内のプロジェクトの効率性と成果を向上させます。
9. ストレス管理とワークライフバランス:
   • 高度な責任を担うベテラン管理職は、ストレス管理とワークライフバランスを重視し、健康を維持します。
10. プロフェッショナルネットワーキング:
    • 同業他社や業界のリーダーとのネットワーキングを通じて、情報交換とビジネスチャンスの発見をサポートします。

ベテラン管理職は組織において豊富な経験と洞察を提供し、リーダーシップの要職を担います。スキルアップを通じて、組織の成功に寄与し続けましょう。

「年齢」と「管理職スキル」の関係について

年齢とスキルの関係は複雑で、一概には言えません。個人のスキルセットは、年齢だけでなく、教育、経験、興味、学習意欲など、多くの要因に影響されるためです。

ただし、いくつかの考慮すべき事柄がありますので、ご紹介します。

1. 経験とスキルの蓄積
   年齢が上がるにつれて、一般的にはより多くの経験が蓄積されます。
   これにより、業務スキルや専門知識が向上することが期待されます。
   たとえば、同じ職務を長期間経験することで、その仕事に関する高度な専門知識を獲得することができます。
2. 学習意欲とスキル維持
   年齢が上がっても、学び続けることや新しいスキルを習得することは可能です。
   学習意欲が高い人は、年齢に関係なく新しい技術や知識を取り入れることができます。
   逆に、学習意欲が低い人は、年齢に関係なくスキルの向上が制限されることがあります。
3. 技術の進化
   特にテクノロジー分野では、新しい技術やツールが頻繁に登場し、古いスキルが陳腐化することがあります。
   このような分野では、年齢が上がると、最新の技術に追いつくための学習や適応が必要です。
4. 職業の変化
   年齢に応じて、職業やキャリアパスが変化することがあります。
   一部の人は管理職に昇進し、リーダーシップスキルを発展させる一方で、他の人は専門家として深化し、専門知識をさらに深めることがあります。
5. 人間関係スキル
   年齢が上がると、人間関係スキルやコミュニケーションスキルが向上することがあります。
   経験から得られる洞察や洞察力は、人々との関係を築くのに役立ちます。

総合的に言えば、年齢はスキルの向上に影響を与える要因の一つであり、経験を積む機会を提供しますが、他の要因と組み合わさってスキルセットを形成します。

重要なのは、自己評価と学習意欲を持ち続け、適切な機会を活用してスキルの向上を図ることです。また、年齢に関係なく、柔軟性と適応力を持つことが、現代の職場で成功するために重要です。

まとめ

今回の記事では、「中間管理職の平均年齢」や「管理職になるために意識すべきこと・習得スキル」について解説しました。管理職になるためには、自分なりのアピールも必要です。

例えば、「昇進のプロセス」や方法を質問したり、管理職として求められている役割、現在の自分に足りていないものなどを直接聞いてみるのも良いでしょう。

なお、弊社には管理職育成における研修カリキュラムを多数保有しております。ぜひ、お気軽にお問合せください。

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