リーダー研修とは|目的・カリキュラム・導入事例・料金相場について
プロジェクトや新規事業の成功は、リーダー次第といっても過言ではありません。リーダーに求められることは、人望・影響力・スキルなど多岐にわたります。どの企業においても、優秀な管理職やリーダーを求めている反面、スキルアップや育成手法が分からず、苦労している方も多いでしょう。
本記事では、
・リーダーの存在とは?
・リーダーに必要なスキルや求められる役割
・リーダー育成手法、研修カリキュラム、外注する場合の相場感
について解説します。自社で優秀なリーダーを育成するための情報が盛りだくさんです。
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リーダーとは
まずは、「そもそもリーダーとはどのような存在か」を再確認しましょう。
理想のリーダー像も各企業ごとに異なります。“自社にとって必要なリーダーとは”という視点を持ち読み進められることをお勧めします。
一般的に、リーダーとは、組織やチームを目標達成に導く人のことです。
そのために、組織(チーム)として達成したい目的に対して“目標”を設定し、その実現のために個人もしくはチームとしての力を引き出しながら課題の克服をサポートしたり先導していきます。
マネージャーと同じように考えられがちですが、マネージャーは「プロジェクトの推進管理」が役割であるのに対し、リーダーはプロジェクトのゴールとそれを達成するための道筋を明確に示す役割を担っています。
リーダーの役割
- メンバーの育成
- チームをまとめる
- 環境整備
- 適切な人材配置
間違えていけないことは、「仕事ができる人」は必ずしもリーダーというわけではないということです。
また、一口にリーダーと言っても様々な立ち位置があるため、社内での権限がどこまで与えられているかなども意識した上で業務を行わなければなりません。
まずは、リーダーに求められるスキルや能力について、特に重要なものを5つご紹介します。
リーダーに求められる能力・スキル
リーダーには様々な能力やスキルが求められます。下記はどれも大切なスキルであり、訓練次第では、誰もが身につけることが可能です。
目標設定・計画立案力
新規事業やプロジェクトにおいて、「最終目標は何か」を設定してその目標達成のために“どれだけのこと”を“どの期間で”行うべきかを立案する能力が、リーダーには必要です。
・自社全体の中でどういった成果を求められているのか
・自分たちのチーム(組織)にはどれだけのスキルがあるか
・これからチーム(メンバー)がどのように成長していくか
を考えた上で、最高のパフォーマンスが発揮できるような目標設定・計画立案を行わなければなりません。
判断力・実行力
リーダーという仕事は、常に判断の連続です。その時々で最善の選択肢を選び、目標達成に向かってどう行動すべきかを判断して実行していかなければなりません。何より、早期の判断・実行力はリスクマネジメントにもつながります。
自分が下した判断が部下に負担になるかもしれませんが、そういった時には部下へのフォローも忘れず、チームとして結果を残せるような“舵取り”ができる判断力と実行力が求められます。
課題解決力
課題解決力とは、リーダー自身のスキルのことではなく、「チーム全体でどのように解決していくかを判断し、それぞれに指示をする」ことといえます。チーム(組織)としてプロジェクトを成功に導くためには、数多くの課題が立ちはだかります。一つの課題を解決したとしても、次の課題が出てくるのです。場合によっては複数の課題を解決しなければならないかもしれません。そういう時こそ、リーダーとしての課題解決力が求められます。
コミュニケーション力
リーダーとして、コミュニケーション力は必須スキルです。日々のコミュニケーションはもちろんのこと、仕事のモチベーション管理や体調などの把握、フォローなどは全てコミュニケーションで行うことが可能です。
日頃からコミュニケーションが取れているチームは緊急事態にも強く、風通しの良さは周囲にも良い影響を与えます。ただし、密にコミュニケーションを取りすぎる必要はありません。人との距離感が難しいところではありますが、研修などでしっかりと学んで身につけましょう。
ジョブアサイン
ジョブアサインは、「仕事の振り分けスキル」という意味です。リーダーとして、部下の個々のスキルやチーム内での関係性などから適切な仕事を任せる力が求められます。ただし、単純に得意なことだけを任せれば良いわけではなく、本人の望むキャリアやスキルを向上させるために役立つ仕事などを振り分けていくことも必要です。
リーダー研修の目的
リーダー研修は、多くの企業で毎年のように行われています。ですが、実際に優秀なリーダーをどのように育成するかについてはなかなか答えが出ないものです。
ここからは、「リーダー研修がなぜ必要なのか」「その目的は何か」について解説します。
リーダーとしての役割認識
研修で一番大切なことは、リーダとしての役割を自覚することです。そもそも、「リーダーとは何か」を理解しないことには何も始まりません。リーダーとしてどのような立ち位置でいるべきか、自社をどのようにして動かすか等、いろいろなことを考えなければなりません。冒頭でもお伝えしましたが、「仕事ができる人」=リーダーではありません。そのような思考をもつ人も多いため、考え方の根底から伝えていく必要があるのです。
リーダーとして必要なスキルを養う
リーダー研修では、上記でお伝えしたようなリーダーとしてのスキルを高めるための実践的なプログラムが多数あります。
- コミュニケーション能力
- 目標設定や計画立案力を養う
- 部下を育てる能力
- 方向性を見定める分析
これらのスキルを身につけ高めていくことが研修の目的ですが、最終的には実際の業務で活用できるようになるところまでを考えなければなりません。
研修が必要な理由
各企業では、常に優秀なリーダーを求めています。ですが、実際にはリーダーが育っていないのが現状ではないでしょうか。部下は上司の背中を見て育つことはなく、リーダーになりたいという人が減りつつある現代ではリーダーは“勝手に”育ちません。だからこそ、丁寧なリーダー研修を行うことが必要なのです。
リーダー育成を成功させるポイント
まず、「できるだけ具体的に」「現状に即して」内容を伝えること
せっかく研修を開いても業務で活用できなければ意味はありません。ただ話を聞くだけの座学で終わらせないためには、自社の状況に即したないようにする必要があります。
次に、「実践する機会」を設けること
これが何より大切なことですが、学んだことを現場で活かし、リーダーそれぞれが“自分のスキル”できる時間やチャンスを作ることが必要です。会社として掲げているリーダー像に合っているか、伝えたことが間違って理解されていないかを知る方法が「実際にやってみる」ことなのです。
一般的な研修の内容
リーダー研修には様々なものがあります。座学として行うものや動画などを活用したe-learning形式、内容も「役割の認識」「コミュニケーションの基本スキル」や「リーダーとしての仕事の進め方」など、実務的なところまで幅広いものです。
他には、
- ビジョン形成
- コミュニケーションスキル
- 意思決定スキル
- チームビルディング
などを行う研修があります。自社に合ったものを見つけ、導入するようにしましょう。
まとめ
本記事では、「リーダーとは何か」というところから研修内容に至るまでを解説しました。リーダー育成は、企業の成長に直結していると言っても過言ではありません。そのための研修には様々なものがあり、各企業の現状やこれから歩んでいきたいステップによって目的・手法・カリキュラムを選ぶ必要があります。
ガイアシステムでは、各企業様に合ったカリキュラムをコンサルタントがご提案します
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