ラテラルシンキング研修|課題解決力・発想力を身に着ける
ラテラルシンキング研修は、固定概念に縛られず、新たな発想を生み出す「ラテラルシンキング」を学ぶための研修です。ラテラルシンキングで発想を転換していくことで、行き詰まった状況を打破し、新しいビジネスチャンスをつかめます。
今回は、ラテラルシンキング研修の概要とビジネスのどんな場面で必要となるかなどを解説。ラテラルシンキング研修の具体的な効果などもご紹介します。
「ロジカルシンキング」や「クリティカルシンキング」と一緒に使われることが多い「ラテラルシンキング」。ビジネスの場において、1度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
この記事を読んでほしい方
・ラテラルシンキング研修について知りたい
・社内の戦略に行き詰まりを感じている
・新しいアイディアを得たいが方法がわからない
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ラテラルシンキングとは
ラテラルシンキングは、固定観念や既成概念にとらわれず、多角的な視点から物事を考える思考法です。これにより、創造的なアイデアや解決策を生み出すことが可能になります。従来の論理的思考(ロジカルシンキング)とは異なり、発想を広げることに重点を置いています。
ラテラルシンキング研修の目的と効果
ラテラルシンキング研修は、固定観念にとらわれず新たな発想を生み出すための思考法を学ぶプログラムです。
この研修は、参加者が柔軟な発想力を養い、実際のビジネスシーンでの問題解決・業務改善に役立てることを目的としています。
研修の目的
- 柔軟な発想力の向上
既成概念を打破し、物事をさまざまな角度から見て、自由な発想でアイディアを生み出す力を身につける - イノベーションの促進
新しいアイデアや解決策を生み出すための思考法を習得し、業務における革新を促進する能力の向上 - チームワークの強化
グループでの意見交換やディスカッションを通じて、協力して問題解決に取り組む能力を高める
対象者
- 社内でなかなか新しいアイディアが生まれない
- 新たな顧客層を掴みたいがうまくいかない
- 組織全体の活性化を図りたい
- 時代の変化に対応できる人材を育てたい
- 時代にあった顧客ニーズを把握してより良いサービスを提供したい
ラテラルシンキング研修は上記のような課題をお持ちの方におすすめです。
研修の内容
以下は、一例です。
- ラテラルシンキングの基礎
ラテラルシンキングとは何か、重要性、他の思考法(ロジカルシンキングやクリティカルシンキング)との違い
特に、ラテラルシンキングは物事を多角的に捉え、新しいアイデアを生み出すための手法であることがメイン講義になります。 - 思考力・発想法の実践
具体的な手法(「改善法」「翻訳法」「マトリックス法」「定点観測法」「合体法」など)を紹介。
また、これらの手法を用いて、新しいアイデアを生み出す演習トレーニングに取り組みます。 - ケーススタディ|個人、グループでのワーク
実際のビジネスシナリオに基づいた演習を通じて、学んだ知識を応用し実践に繋げられるようにします。
参加者同士で意見交換し、学びを深める時間です - 右脳的な発想の強化
右脳を使った連想的な考え方や、オズボーンのチェックリストなどを活用。
埋もれたアイデアを掘り起こす方法について学びます。 - アイデア実現のためのコンセンサスマネジメント
出されたアイデアを実現するために必要な合意形成や説得方法についても学びます。
これは、実際の業務でアイデアを実行に移す際に非常に重要になります。
研修の効果・メリット
創造性の向上 | ラテラルシンキングは、従来の枠にとらわれない自由な発想を促すため、クリエイティブな解決策やアイデアを生み出す力を高めます。 創造的な発想が必要なプロジェクトや製品開発、マーケティングなどに役立ちます。 |
---|---|
問題解決力の向上 | 既存の解決方法に限らず、多様なアプローチで問題を捉えられるようになるため、難しい問題にも柔軟に対応できるようになります。 「どうすれば不可能を可能にするか?」という視点で考えられるようになり、従来の制約を突破する新しい解決策を見つけやすくなります。 |
チームのコミュニケーション改善 | チーム内で異なる視点やアイデアを尊重し合う風土が醸成され、効果的なブレインストーミングや協働が促進されます。 多様なバックグラウンドを持つメンバーが協力することで、より豊かなアイデアや解決策が生まれやすくなります。 |
変化への柔軟な対応力 | 急速に変化するビジネス環境や社会に対して、柔軟に対応する力が養われます。 特に、変革を必要とする時期や困難な状況において、新しい解決策や適応戦略を生み出すのに有効です。 |
イノベーションの促進 | ラテラルシンキングを導入することで、企業や組織内でイノベーションが生まれやすい環境が整います。従来のプロセスに捉われず、新しい製品やサービスのアイデアを創出する力が強化されます。 競争の激しい市場においては、競合他社との差別化を図るためにも、この思考法が有益です。 |
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トリプルシンキング徹底解説
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研修におけるよくある質問
ガイアシステムの研修では、ラテラルシンキングの基礎やメリットをはじめ、様々カリキュラムのご用意があります。しっかりと研修プランを立て、受講者の抵抗をなくすようにご案内していきます。
研修のお打ち合わせ、準備段階からアフターフォローまでをしっかりとサポートいたします。ラテラルシンキング研修をご検討でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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ラテラルシンキング研修が人気の理由
新しいアイディアを生み出すための思考法であるラテラルシンキングは、なぜ今の時代に必要とされているのでしょうか。その理由は、主に3つあります。
- 加速する「時代の変化」に対応していくため
- 企業が生き残っていくために必要な「イノベーション」を起こすため
- さまざまな価値観が共存する社会で効果的な戦略を進めていくため
以上のように、ラテラルシンキングは、変化の激しい今の時代で生き残っていくために、奥の企業から必要とされている思考法です。
新しいアイディアを世に生み出す事は、簡単なことではありませんよね。でもだからこそ、ラテラルシンキングを身につけ、どんどんイノベーションを起こせる企業が注目されていくでしょう。
ラテラルシンキングがビジネス面で必要になる場面は?
ラテラルシンキングは、ビジネス面において、どんな場面で重要となってくるのでしょうか。
主に以下のような場面で役立ちます。
- 新しい商品やサービスを開発するとき
- 企業の抱える「課題」を解決したいとき
- 社内のルールを改革したいとき
以下でそれぞれの場面を解説します。
新しい商品やサービスを開発するとき
ラテラルシンキングは、新しい商品やサービスを開発するときに役立ちます。既存の考え方では、未知の顧客ニーズに応えることはできません。
今までにないアイディアを生み出したいときに、どのくらいラテラルシンキングを身につけているメンバーが社内にいるかで、プロジェクトが進むスピードが全く変わってきます。
どんな場所でも、昔ながらの考え方やマイルールに縛られている人はいますよね。
新しい発想や勢いがある人がいたとしても、既存の考え方に縛られている人が多い職場では、新しい発想を受け入れてもらえず、結局退職していく…ということも多いのが現状…
そういった状況が続いてしまうと、企業自体がどんどん衰退していってしまうかもしれません。企業の衰退を避けるためにも、ラテラルシンキングを企業全体で身につけることが非常に重要なのです。
企業の抱える「課題」を解決したいとき
企業の抱える「課題」を解決したいときもラテラルシンキングは重要です。いい解決方法を思いついたとしても、「昔からのルールだから」「今までそんな事例はないから」と上司にアイディアを受け入れてもらえなかった経験はありませんか?
既存のルールや事例に縛られていては、どんどん複雑化している「今の時代の課題」に対応していくのは、非常に難しいです。今は大きな課題がなかったとしても、いざというときに柔軟に対応できるよう、ラテラルシンキングを企業全体で身につけておく必要があります。
社内のルールを改革したいとき
社内のルールを改革したいときにも、ラテラルシンキングが役立ちます。新しい働き手を受け入れて行くにあたって、働き方や社内のルールは、時代に合わせて柔軟に変えていく必要があります。
たとえば、最近進みつつあったリモートワーク。ここ数年でまた「やっぱり仕事は対面でなきゃだめだ!リモートワークなんてやめよう」と、多くの企業が出社型に切り替えています。それが理由で、退職する人も続出。出社型の働き方が現代に合っているのか?疑問を持つ方もいるでしょう。
また、若い世代の社員は、プライベートを重視する人も多く、仕事に人生をかけている人は少ないです。それにも関わらず、昔ながらの価値観を押し付ける上司はまだまだいますよね。そのような企業で、若い世代の社員たちは長く働きたいと思うでしょうか?
「なぜ新しい人材が定着しないのだろう?」と悩んでいる方は、
ラテラルシンキングを学んで、働き方や社内のルールが現代に即しているものになっているのかを再考してみる必要があるかもしれません。
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ラテラルシンキングの具体的な鍛え方
ラテラルシンキングの具体的な鍛え方を5つご紹介します。
- 前提や固定概念を壊す
- 多角的に考えてみる「シックスハット法」
- 特定の役になりきってみる「ロールプレイ法」
- 複数人で意見を言い合う「ブレーンストーミング法」
- 7つの角度から見直す「SCAMPER法」
以下で詳しく解説します。
前提や固定概念を壊す
ラテラルシンキングを身につける最初のステップは、「自分の前提や固定概念を把握し、取り払う」ことです。
そのためにはまず、自分がどんな前提や固定概念を持っているかを見える化する必要があります。
具体的には、紙に書き出してみたり、他人とコミュニケーションをとりながら自分の考えを俯瞰してみる方法が挙げられます。
一度、自分の前提や固定概念を把握すると、無意識にその考えが出現したときに、第三者的な立場で冷静に気づくことができるようになります。
多角的に考えてみる「シックスハット法」
次に、ある物事を多角的に考えてみるトレーニングをしていきます。
そのためには、シックスハット法の活用がおすすめです。
シックスハット法とは、物事を以下6つの視点で考えることで、より視野を広げる方法です。
- 客観性(白)
- 感情性(赤)
- 批判性(黒)
- 積極性(黄色)
- 想像力(緑)
- 俯瞰性(青)
それぞれの視点には割り当てられているカラーがあります。シックハット法を実践してみるときは、それぞれのカラーの折り紙や画用紙を用意すると良いでしょう。
例えば、テーマを「新しい人材が見つからない見つけるためにはどうするか?」にしたとしましょう。白い折り紙を持っているときには、自分の気持ちに関わらず、テーマに対して客観的な意見を出していきます。黒を持っている時は、批判的な意見を出しましょう。持っているカラー以外の意見は出してはいけません。
以上のように、テーマに対して6つの視点に特化して考えていくことで、自分の価値観とは違う考え方を生み出すトレーニングができます。
特定の役になりきってみる「ロールプレイ法」
相手の役になりきってみるロールプレイ法もラテラルシンキングを身につけるトレーニングの1つとして有効です。
相手の立場になるからこそ気づける視点があるかと思います。
ロールプレイ法を試すときには、その状況をビデオで撮ったり第三者にみてもらうのがおすすめです。
ビデオを見返したり第三者の意見を参考にすることで、より新しい視点に出会えるでしょう。
複数人で意見を言い合う「ブレーンストーミング法」
複数人で意見を言い合う「ブレーンストーミング法」もラテラルシンキングを鍛える上では有効です。
例えば、先ほど同じく「新しい人材が見つからない。見つけるためにはどうするか?」ということをテーマにしたとしましょう。そのテーマに対して、複数人で付箋を使って意見を出し合っていきます。ブレーンストーミング法を行うときには、他の人の意見を否定しないことが重要です。アイディアの質ではなく、量を重視して進めていきます。
ある程度の意見が出たら、それぞれをグルーピングして整理していきましょう。
7つの角度から見直す「SCAMPER法」
7つの角度から見直す「SCAMPER法」も試してみる価値があります。
SCAMPER法とは、「SCAMPER」を頭文字に持つ7つの視点から、既存のアイディアを考えることで、より質の高いアイディアを導き出せます。
既存のアイディアを7つの視点から考えるときには、一つ一つの質は問わず、最後に総合的に判断しましょう。
ラテラルシンキングを鍛えるポイント
日頃からラテラルシンキングを意識する
ラテラルシンキングを鍛えるためには、日頃からラテラルシンキングを意識することが大切です。一度学んだとしても、継続して実践しなければなかなか身につきません。
まずは、研修で学んだことを日頃から意識的に実践してみましょう。また、自分の思考のパターンを把握しておくことも大切です。自分がどんなときにどんな思考になりがちか?それを把握しておくだけで、客観的に自分の思考を考えられます。そのうえで、ラテラルシンキングを実践すると、身につくスピードも早くなるでしょう。
多様な情報に触れ固定観念を捨てる
多様な情報に触れて固定観念を捨てることも大切です。
最近では、SNSの情報にたくさん触れている方も多いと思いますが、普段見ない新聞や書籍などを意識的に手に取ってみるのもいいでしょう。反対に、新聞や書籍はよく見ているけど、SNSには馴染みがないという方は、SNSに触れてみるのがおすすめです。
他にも、自分とは異なる環境で育った人たちと積極的に関わることもおすすめ。今住んでいる場所とは違う場所に行ったり、海外旅行も大きく価値観を変えるきっかけになりますよ。
ビジネス成功事例紹介 ラテラルシンキングを用いた身近なサービス
ラテラルシンキングは、実際に多くの企業で導入されています。私たちがよく知っている身近な企業の成功事例がたくさんあります。
以下の事例からわかるように、テラルシンキングはビジネスモデルの革新において重要な役割を果たします。企業は固定観念から解放され、多角的な視点で問題解決や新しいアイデア創出に取り組むことで、競争優位性を確保し、市場での成功につながる可能性を高めることができます。
特に、顧客のニーズを柔軟に捉え、新しい価値を提供することが成功の鍵となっています。
IKEA: フラットパック家具で輸送コストを削減
IKEAは、家具をフラットパック形式で提供することで、輸送効率を大幅に向上させました。このアプローチにより、家具のサイズがコンパクトになり、輸送コストを削減。その結果、低価格で高品質な商品を提供することが可能になりました。顧客は自ら組み立てることでコストを抑え、IKEAは生産や倉庫保管の効率化を実現。消費者の生活空間やニーズに適した幅広い製品をグローバルに展開しています。
Netflix: DVDレンタルからストリーミングサービスへ
Netflixは、最初は郵送によるDVDレンタルで成功を収めましたが、インターネットの普及に伴いストリーミングサービスへと進化。これにより、視聴者は自宅で好きな時に、好きなコンテンツを楽しめるようになり、テレビ放送や映画館の制約から解放されました。Netflix独自のアルゴリズムによるおすすめ機能や、オリジナルコンテンツの制作により、業界全体を変革し、エンターテインメントの未来を先導しています。
Airbnb: 宿泊業界の概念をリニューアル
Airbnbは、「空き部屋や自宅を一時的に貸し出す」という新しい形の宿泊サービスを提供しました。これにより、旅行者には従来のホテルより手頃な価格で、個性的な宿泊体験が提供され、ホストには新たな収入源が生まれました。地元住民と旅行者を結びつけるプラットフォームとして、旅行のあり方を大きく変え、短期間で世界中に拡大。宿泊業界に多様性と柔軟性をもたらしました。
Uber: ライドシェアサービス
Uberは、スマートフォンアプリを通じて一般人が運転手として登録し、自家用車を使って乗客を運ぶライドシェアサービスを展開しました。これにより、従来のタクシー業界に挑戦し、迅速かつ手頃な価格で移動手段を提供。日本では規制により普及が遅れましたが、2024年4月から条件付きでスタートしました。グローバルに広がるUberは、移動の自由度を高め、都市の交通のあり方に新たな変革をもたらしました。
iPhone: 電話機からミニパソコンへ
Appleが2007年に発表したiPhoneは、単なる携帯電話ではなく、インターネットやアプリを通じてあらゆる情報にアクセスできる「ミニパソコン」としての役割を果たしました。電話やメールに加えて、写真撮影、音楽再生、ナビゲーション、さらにはソーシャルメディアとの接続も可能に。iPhoneの登場は、携帯電話市場を一変させ、私たちの生活においてなくてはならない存在へと成長しました。
Spotify: 音楽のストリーミングサービスで海賊版に対抗
Spotifyは音楽業界に革命をもたらし、海賊版音楽の普及に対抗しました。ストリーミングサービスの導入により、ユーザーは低価格で膨大な音楽ライブラリにアクセス可能になり、違法ダウンロードの魅力を減少させました。また、収益分配システムにより、アーティストやレーベルへの公平な報酬も実現。広告付きの無料プランや有料サブスクリプションの選択肢を提供することで、多様なユーザーニーズにも対応しています。
Zara: ファストファッションで迅速な生産サイクルを実現
Zaraはファストファッション業界で、迅速な生産サイクルと効率的な在庫管理を武器に世界的なリーダーとなりました。トレンドを素早くキャッチし、デザインから店舗への商品展開を数週間以内で実現。これにより、競合他社よりも早く最新の流行商品を提供し、消費者の即時需要に応えています。また、店舗とオンラインをシームレスに結びつけた販売戦略が、顧客満足度を高めています。
Tinder: シンプルなスワイプ機能でオンラインデートを革新
Tinderは、スワイプ機能を活用してオンラインデートの常識を変えました。ユーザーが写真やプロフィールをスワイプすることで、簡単にマッチング相手を選択できるシステムは直感的で、短時間で多くの候補者を確認することが可能です。また、位置情報を基にしたマッチング機能により、近くのユーザーとの出会いを促進。気軽な出会いから、真剣な交際まで幅広い目的で利用されています。
Google: オークションシステムで広告の最適化
Googleは検索エンジン広告において、オークションシステムを導入することで広告の最適化を実現しました。広告主がクリック単価を入札するシステムにより、関連性の高い広告が優先的に表示される仕組みを構築。これにより、広告主は効果的な予算運用が可能となり、ユーザーもより関心のある広告を目にする機会が増えました。Google Adsの精緻なターゲティング機能が、広告効果をさらに高めています。
ラテラルシンキングを学べるおすすめの本3選
ラテラルシンキングは独学でも学べます。詳しく知りたいなと思った方は、ぜひ以下の本を読んでみてくださいね。
天才たちの思考法 図解でわかる!はじめてのラテラルシンキング
本書は、ラテラルシンキングを「はじめて」学ぶ方におすすめの一冊です。
図解と実例が豊富に記載されているので、「難しい話しは苦手だな……」という方でもすっと頭に入ってきます。
基本から応用まで解説してくれているので、ラテラルシンキングについて詳しく学べます。
アイデア脳を作る水平思考のすすめ方 仮説力を鍛えるラテラルシンキング
ラテラルシンキングを深掘りした内容が書かれています。
単にラテラルシンキングの概念を説明するだけでなく、具体的な問題解決の練習問題や、思考の枠組みを広げるためのさまざまなテクニックが盛り込まれています。
紹介されているクイズを解きながら、ラテラルシンキングについてより実践的に学べます。
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
ラテラルシンキングをより身近な視点から解説している一冊です。
本書の魅力はまさに、タイトルにある「ずるい」という言葉にあります。
ずるいという言葉は、ネガティブな印象がありますが、本書ではそれを逆手に取って、創造性を刺激するキーワードとして使用しています。
ラテラルシンキングを生活にも活かす
ラテラルシンキングは仕事だけでなく、日常生活でも活かせる場面がたくさんあります。
例えば、あなたが毎日お弁当を作っているとしましょう。毎日作っていると、なんだか同じような献立になってしまって飽きてきてしまいます。
そんなときにラテラルシンキングを使ってみると……お弁当とはこうゆうもの!という固定概念から離れ、新しい発想のお弁当を作れるかもしれません。もうすでに定番になっていますが、うどんやパスタをお弁当に持っていくという発想も、出た当初は珍しく注目されていました。
以上のように、生活の中で感じる小さな課題感があるときに、ラテラルシンキングを活用すると、生活の質がグッと上がりますよ。
ロジカルシンキングとの違い
ロジカルシンキングとラテラルシンキングは、似た言葉ではありますが、全く違う思考法です。
思考法の比較 | ロジカルシンキング | ラテラルシンキング |
---|---|---|
どんな思考法? | 論理的に筋道を立てて、問題を深堀する | 固定概念に縛られず、自由な発想を生み出す |
活用できる場面 | 課題を解決したいとき | 新たな発想を得たいとき |
思考するプロセス | 問題を明確にする原因を深堀りする解決策を考える | 前提条件を疑う多角的な視点で課題について考える新たなアイディアを生み出す |
言葉自体は似ていますが、ロジカルシンキングとラテラルシンキングは対照的な意味を持ちます。
まとめ
今回は、ラテラルシンキング研修について詳しくご紹介しました。
ラテラルシンキングは固定概念にとらわれず、新しい視点からアイディアを出していくために効果的な思考法です。
「なかなか新しいアイディアがわいてこない」「時代にあった戦略を生み出したいけどうまくいかない」などの課題感を抱えている方は、ぜひ社内研修に取り入れてみてください。
ガイアシステムの研修では、ラテラルシンキングの基礎やメリットをはじめ、様々カリキュラムのご用意があります。しっかりと研修プランを立て、受講者の抵抗をなくすようにご案内していきます。
研修のお打ち合わせ、準備段階からアフターフォローまでをしっかりとサポートいたします。ラテラルシンキング研修をご検討でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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豊富な研修プログラムをご用意しております。
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