古い指導体質から脱却し、自己流指導の改善を目的に管理職研修を実施

株式会社京都新聞社
https://www.kyoto-np.co.jp/
業界・職種 | 情報業界 広告、通信、メディア、マスコミ |
社員数 | 296名 |
受講者数 | 約110~140名 |
実施回数 | 3回 |
開催 内容 | 第1回 アンガーマネジメント講演 第2回 リーダーとしての心構えと基本スキル 第3回 リーダーに必要なコミュニケーションスキル 第4回 指導力(OJTトレーニング等)、 面談力 |
管理職対象の「アンガーマネジメント研修」の実施満足度

以下、株式会社京都新聞社 経営企画局長 本松様にご回答いただきました。
施満足度に関する参加者アンケートで85%が「よかった」「非常によかった」と回答していました。
特に、グループワークが盛り込まれていることを高評価する声が多くありました。参加型の学習方法が、理解度の向上と実践的なスキル習得に効果的だったようです。
また、受講者を飽きさせない構成の工夫が見られました。
理論と実践のバランスが取れた内容構成や、適度な休憩時間の設定など、参加者の集中力を維持する工夫が随所に感じられました。
視座に富んだ内容に、「学ぶべきものが多かった」という声が多くありました。参加者の知識やスキルの幅を広げる機会となったことがうかがえます。全体として、参加者のニーズに合致した、実りある研修だったと評価できるでしょう。
テーマ | 満足 | やや満足 | 普通 | やや不満 | 不満 |
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全体の満足度 | ● | ||||
レクチャー内容 | ● | ||||
講師力 | ● | ||||
価格 | ● | ||||
カリキュラムの種類 | ● | ||||
研修前後のサポート | ● | ||||
受講者の様子・変化 | ● |
研修導入の「背景・目的」「解決したい課題」
若手とのコミュニケーション不足、マネジメントスキルの欠如、こうしたことが一因の労務事案が相次ぎ、外部講師によるリーダー層へのマインド改善研修が必要と感じました。
「先輩の背中をみて学べ」という古い指導体質から脱却し、部下を孤立させない、自己流指導の排除を主な目的としました。

新聞記者ならではのリーダー層が集まれないことから、管理職研修の実施が難しいというお悩みをお持ちでした。今回は、組織として優先順位をあげて、研修を実施してくださいました。
研修会社の選定理由
1つ目は、担当講師の熱意です。初回の打ち合わせから、講師の方の専門知識の深さと研修に対する情熱が伝わってきました。単なる知識の伝達ではなく、受講者一人ひとりの成長を本気で考えてくださっている姿勢に感銘を受けました。
2つ目は、自社事情に応じ臨機応変に内容をカスタマイズしてもらえる点です。私たちの業界特有の課題や、社内の現状を詳しくヒアリングしていただき、それに基づいたオーダーメイドのプログラムを提案してくださいました。この柔軟な対応力が、より実践的で効果的な研修につながるのではないかと期待したためです。
研修実施の感想・受講者の様子や変化
具体的な内容が多く、リーダーとしての心構えや部下との接し方の方法を学ぶことができよかったという声が多かったです。前述でお答えした通り、参加者の感想も大変好意的でした。
一方で、内容が盛りだくさん過ぎて、コンパクトに1時間半程度でやってもらえると参加しやすいという声も相当数集まりました。
主催側としましては、大変満足しており、講師の田近さんに深謝いたします。
新聞記者はある意味「一匹狼」的な仕事のやりかたをしており、研修のため社内に一斉に長時間集めるということ自体、ほぼ初めてのことでした。
リーダー層となると一癖もふた癖もある人間ばかりで、講師にとっても非常にやりにくい相手であったと想像しますが、非常に熱心に講義していただき、参加者もよくメモをとって、学び取ろうという姿勢が見えました。


アンガーマネジメント研の詳細は、こちらでご確認ください。
研修の改善点・リクエスト
短時間、少人数対応の簡易研修プログラムがあれば、さらに活用しやすいかと思います。
常に臨戦態勢にある新聞記者という特性上、研修時間が1回3時間というのは、やはり長い印象でした。
これだけの長時間、社内の対象社員を一斉に集めるのには限界があったと感じており、このあたりの課題整理をするのは私どもの宿題だとも思っております。

ご指摘をいただきありがとうございます。短時間でより効果的な研修が実施できるよう、株式会社京都新聞社様の業態なども考え、受講者のみなさまが、より参加しやすい体制を整えられるよう、弊社と致しましても改善に取り組んでまいります。
講師からのメッセージ

株式会社京都新聞社様は、社員教育に非常に熱心な企業様です。
特に管理職の方々を中心とした階層別研修に力を入れておられ、その姿勢に感銘を受けました。研修を通じて、参加者の皆様の真摯な学ぶ姿勢と、組織全体の成長に対する強い意欲を感じることができました。
管理職の方々は、自身のスキルアップだけでなく、部下の育成や組織の活性化にも高い関心を持っておられ、質疑応答では具体的な現場の課題について活発な議論が交わされました。今後も、京都新聞社様の組織力向上と、個々の社員の方々の成長に貢献できるよう、私たち講師陣も研鑽を重ねてまいります。