部下を「承認をする、頷く、認める」ことが、社内の共通認識になりました

導入事例_リーダー育成研修_2
  • 業種業界| アミューズメント業界
  • 従業員数|提示なし 
  • 受講研修|リーダー育成研修
  • 実施目的|
    社員一人ひとりが、もっと「人を思いやれる」ようになり、より良い会社を作りたい。
メニュー

導入のきっかけ

研修導入のきっかけは、アルバイトを含め、多くの社員と日々関わる中で感じた「より良い会社を作りたい」という思いから始まりました。社員一人ひとりがもっと「人を思いやれる」ようになることで、職場全体の雰囲気が改善されると考えたのです。

また、これは会社の人間関係という枠を超え、1対1の関係性にも変化をもたらすのではないか、という期待がありました。

研修前に課題に感じていたこと

研修前に課題として感じていたのは、上司が部下に対して「やらせる」というスタンス、そして部下が「言われたことをやらなければいけない」という受け身の姿勢でした。

その結果、社員から「自分はこうしたい」という主体的な意見がなかなか出てこない状況が続いていました。

この状況を変えるためには、社員一人ひとりの「考え方」を見直し、内面から変化を促す必要があると考え、今回の研修導入に至りました。社員の成長を促し、主体的に行動できる職場環境を築くための重要な一歩だと捉えています。

導入理由/ガイアシステムに決めた理由

ガイアシステムを選んだ理由は、講師の方の「人間性」が弊社に合うと感じたからです。

研修という場で社員たちの前に立ち、話をする以上、その人柄や姿勢が非常に重要だと考えました。正直なところ、研修で教えていただく内容やテーマにおけるキーワードは、どの研修でも大きくは変わらない、いわば原理原則のようなものだと思います。しかし、同じ内容でも「誰から聞くのか」「誰から学ぶのか」によって、受講者の印象や理解度は大きく変わります。

そのため、研修を誰に任せるのか、どのような志を持った講師や会社に依頼するのかが、最も重要なポイントだと判断しました。ガイアシステムは、単に知識を伝えるだけでなく、講師自身の誠実さや熱意が伝わることで、社員が心から納得し、学びを深められると感じました。この選定が、今回の研修成功の鍵となったと思います。

研修導入時の参加者の反応

研修導入時、初めは社員の反応が少し冷ややかで、「誰だろう?何を言っているんだろう?」といった雰囲気が漂っていました。新しい講師の登場に対して、最初は疑念や不安を感じるのは仕方がないことだと思います。

しかし、講師の人柄や進行方法が素晴らしく、さすが研修のプロでした。
アイスブレイクのようなリラックスした会話を交え、講師が自然に社員の心に寄り添い、参加者員の共感を得ていたように思います。その結果、社員たちも徐々に講師を受け入れ、研修に対する姿勢が変わり、より積極的に研修にも参加するようになったように見えました。

社員の心が開かれると、その後の研修内容もスムーズに吸収され、ポジティブな変化が広がっていくのを実感しました。講師がただ知識を伝えるのではなく、参加者と真摯に向き合う姿勢が、最初の不安を乗り越え、学びを深めるきっかけとなったと思います。

研修の特長

この研修の特長は、非常に分かりやすい点にあります。「あ、こういうことか!」という瞬間が随所にあり、日々の業務では気づかなかったことが腑に落ちる瞬間が多かったです。

それが受講した社員にとって非常にフィットしていたようです。研修の中で学ぶひとつひとつの「キーワード」が、心に深く染み込んだという感覚を多くの社員が感じていたと思います。

特に評価していることは、研修で学んだ言葉や考え方が自然に日常業務の中に取り入れられ、業務の言葉遣いやコミュニケーションに変化をもたらした点です。以前はあまり意識しなかった言葉が、意識的に使われるようになり、社内でのやり取りがより円滑になったように感じます。

この研修が、ただの知識の習得ではなく、実際の業務に活かされる形で社員の意識や行動に変化を与えたことが、最大の特徴だと感じています。

研修導入の効果

それは、はっきりと、出ていますね。

まず、部下や家族に感謝をすることを、教えていただいたとでしょうか。

それまでは、傲慢になっていたといいますか…
「自分は出来ている、自分がやっているんだ。お前らは何をしているんだ」という、
気持ちが強かったかなと振り返っています。

「これは、みんながやってくれているんだ、その上で結果があるんだ」という、
感謝の気持ちを持てるようになったことは、大きいですね。

また「承認をする、頷く、認める」ことが、社内の共通認識になったことです。

今までは、何かを提案しても、「それ、ちがうやろ」と、否定から入ることが多かったです。

今では、「否定ではなく、肯定で受け止めることから始めることを意識しています。
「あ、それはいいね、素晴らしいね」とか「ありがとう」という言葉が、
社内に、どんどん出てきた。これが大きな変化だと感じています。

自分自身との関係も良くなりましたね。自身を客観的に見つめ、決断できるようになりました。
(不具合を感じる場合は、)ここをちょっと修正しようか、とか。
掃除できていない箇所を、掃除して片付けようか、とか。
変わらないといけないと、分かりつつ、決断していなかったことを、決断できるようになった。という感じですよね。

まず、自分に矢印が向くといいますか。
自分は、できていると思っていましたけれども、実際のところ、やはり、自分に対して甘いことに気が付きます。

参加者の変化

マネージャーが、本当に変わったと感じています。
Aマネージャーは以前のように怒鳴ることがなくなり、Bマネージャーも不機嫌な表情を見せることが少なくなってきました。

マネージャーたちの部下への接し方も大きく変わりました。以前は押さえつけるような態度や大声で叱責するような伝え方が目立ちましたが、現在では穏やかに教えていく姿勢へと変化しています。

特に注目すべき点は、コミュニケーションスタイルの変化です。
今までは、部下に対して「相手を認めてから」なんて、絶対にしていなかったんですね。以前は「これだけ俺はやっているのに、何やってんねん、お前」というような攻撃的な態度で部下に接することが一般的でした。しかし今では、「あ、そうなん」という受容的な態度で相手の話を聞けるようになってきています。

この変化は個人レベルにとどまらず、会社全体の文化にも及んでいます。かつては「叱ることが仕事をしている証」のような風潮がありましたが、そこからも脱却しつつあります。より建設的で健全なコミュニケーション環境へと進化していることが感じられます。

参加者の声

  

研修に参加するまでは、自分が正しいと思い込んで、部下に強く接してしまうことが多かったです。研修で『承認』の大切さを学んだので、まずは相手を認めてからコミュニケーションを取るようにしたいと思いました。部下との会話を大切にして、チームの雰囲気をより良くしていきたいです。

  

講師の方の言葉がとても印象的でした。
特に『感謝の心を持つことが仕事の質を高める』という言葉が心に響きました。
家族や同僚に対しても『ありがとう』と言葉にすることが増え、自分自身も前向きになれた気がします。

  

他人に厳しいだけではなく、自分にも厳しくなることの大切さに気付きました。また、後回しにしていたことを一つずつ改善するよう心掛けたいと思います。

  

部下の意見に対して否定的な態度を取ることが多い自分を感じました。研修で『まずは肯定から始める』といわれ、出来ていないなぁ…と改めて…部下が積極的に意見を出してくれるようにチームにできるよう、チャレンジしてみます。

  

『相手を思いやること』の重要性を学びました。それは、接客だけでなく、社内コミュニケーションにも役立つと感じています。クレーム対応の際にお客様の背景を想像しながら話を進めたりと、日常でも使えそうな学びでした。使い方次第ですね!

今後の人材育成ビジョン

「相手を思いやること」は、大事なポイントにしています。

自分の価値観で相手の立場に立つのではなく、
相手の考えを汲み取り、相手の立場に立ち、相手と一緒に考えること。

なかなか難しいですが、一緒に悩んだり、素直に褒めたりするうえでこそ、
「厳しく叱り、伝えること」が、できるのではないかと、思います。

人の気持ちを考え、仕事ができる人材を育成をしたい。

お客様に満足していただくためにも、
まずは、お客様を理解することからと考えています。

例えばクレームを頂いたお客様に対しても、相手の背景を考え、想像し、対応すること。
「あのお客様と話をしたら、こんな話があった」
「お客様に、こんな接客をしたらいいのではないか?」という考えが出てくる
のだろうと思います。

今後も人材育成をし続け、素晴らしい接客ができる企業に成長していきたいと考えています。

人事担当者の声

研修を実施して、本当に良かったと感じています。今回の研修では、社員一人ひとりが「承認」や「感謝」といった基本的なコミュニケーションの大切さを改めて学び、日々の業務や人間関係に変化が見られました。

以前は、部下の意見を否定から入る風潮や、上司が一方的に指示を出すスタイルが見受けられましたが、研修を通じて「まずは肯定から始める」「相手を認める」という意識が社内全体に広まりました。結果として、職場の雰囲気が柔らかくなり、チームとしての一体感が高まったと実感しています。

また、研修内容が業務に直結しやすい形で構成されていたため、学んだことが日常的に活かされている点も大きな成果です。「ありがとう」「それはいいアイデアだね」という言葉が自然と社内で交わされるようになり、ポジティブなコミュニケーションが根付きつつあります。

このように、社員の成長や意識改革につながる研修の価値を改めて実感しました。
今後も社員一人ひとりがより良い働き方を実現し、会社全体の成長につながるよう、継続的に研修を取り入れていきたいと思います。「人を思いやる」「お客様を理解する」などの理念を深めながら、全員が自信を持って仕事に取り組める環境づくりを目指していきます。

社員研修に関する ご相談・お問い合わせ・お見積りは、こちらへ

0120-117-450 電話受付:月〜金 10:00-19:00(土日祝も研修実施)

資料請求・お問い合わせ・見積もり
資料請求・お問い合わせ

社員研修に関する
お見積り、お問い合わせはこちら

お電話はこちら
0120-117-450
電話受付:月〜金 10:00-19:00(土日祝も研修実施)

資料請求・お問い合わせ・見積もり
資料請求・お問い合わせ
リーダーシップ研修

リーダーシップ研修|理想のリーダーになるための心構えとリーダー業務の基礎

リーダーとしての心構えや実践すべき具体的な行動について学ぶ研修内容です。

面談力研修

面談基礎研修 |部下面談の種類と手法、基礎スキル向上メソッド

管理職の方を対象に「部下との面談」の重要性を学ぶともに、実際にどのように面談を実施するかをロールプレイングやワークを通じて習得するカリキュラムです。

面談力研修

面談力向上研修|理想のリーダーが実践する“指導”面談と“本音を引き出す”面談

「面談」機会を通していかに部下を育成していくのか、様々なシチュエーションを事例にロールプレイングやワークを通じて習得するカリキュラムです。

ジョブアサイン 管理職向け

ジョブアサインスキル研修|部下の仕事の成果は、上司の仕事の振り方次第!

部下がチーム目標を達成するために「自分が必要とされている」実感、業務を通して成長を実感できるジョブアサインメントスキルを学んいただきます。

管理職研修

管理職育成研修|組織視点を持ちリーダーとして影響力を向上させる

リーダーの役割、求められるコミュニケーションマインド、実践すべきコミュニケーションスキルなどを具体的に学ぶカリキュラムです。

導入事例_リーダー育成研修_2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

メニュー