リスクマネジメント基本研修|リスク意識を高め 危機を未然に防ぐ

企業が経営を行う中で、「リスクマネジメント」は欠かせません。リスクマネジメント基本研修では、企業や組織が直面する可能性のあるリスクの種類やリスクマネジメントの目的と対応について学びます。事業運営に関するリスク、人的リソースリスク、法的リスク、市場競争に関するリスク等、幅広いテーマを扱い、組織全体でリスク意識を高め、危機を未然に防ぐことを目的としています

 

貴社のニーズに合わせてカリキュラムをカスタマイズしています


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研修目的

リスクマネジメントとは、「リスクを組織的に管理し、損失等の回避や低減を図るプロセス」です。
本研修では下記を目的に、リスクマネジメントの基本について学びます。

  • リスクの発生を未然に防ぐ
  • リスク発生時の対処法を事前に考え、被害を最小限に抑える
  • 社員のリスクに対する意識を向上させる
  • 組織として直面する可能性がある様々な危機を回避する

研修対象

  • 中堅社員、管理職、経営層など

習得できるスキル・学べる知識

  • 企業を取り巻くリスクとその種類について
  • リスクマネジメントの目的と重要性
  • リスクコントロールとリスクファイナンシング

企業を取り巻くリスクについて

企業を取り巻くリスクとしては、次のようなものが挙げられます。

法的
リスク
法的リスクには、従業員の不正行為、脱税、粉飾決算などが挙げられます。
法的リスクでは、人的要因があるため社内の混乱やダメージなどを考慮した対策が必要になります。
金融
リスク
金融リスクは、為替相場の変動や現預金等の管理ミスなどが考えられます。
為替相場の変動についてはコントロールが難しいと考えられますが、
預金などの管理ミスについては未然に防ぐことができますので、
事前のマネジメントを心がけましょう。
環境
リスク
環境リスクとは、自社の製品などが環境汚染など社会的に悪影響を与えてしまうものです。
近年は事前の研究や調査などで事前に防いでいるケースがほとんどですが、
こういったリスクも可能性はゼロと言えません。
情報
リスク
近年、個人情報漏洩や紛失、SNSで発信してしまうなどのリスクが増えています。
また、USBの紛失やハッキングなどによって企業が管理する個人情報が紛失してしまったり
流出してしまうなどの事件も多いため、こういったリスクに対する対策も十分に講じる必要があります。

リスクコントロール

リスクコントロールは、「損失の発生頻度と大きさを削減する」ことを目的としており、その手段としては「回避」「損失防止」「損失削減」「分離・分散」があります。以下、それぞれについて内容を解説します。

回避回避は、リスクを伴うことが考えられる活動自体を中止することで、
予想されるリスクを避けることです。
活動そのものがなくなるため、リターン(利益)を放棄しなければならなくなります。
損失防止損失防止は、損失発生に関して予防措置を講じることで損失の発生頻度を減らします。
損失削減リスクは、完全に無くすことができません。
そのため、事故などが発生した際には損失の拡大を防止・軽減し、
損失規模を抑えることを最優先に考えます。
そのための対策が、損失削減です。
分離・分散リスクの源泉となるものを分離・分散させることで、
一箇所に集中してしまうことを避ける方法です。

リスクファイナンシング

リスクファイナンシングは、損失を補填するための金銭的な手当てであり、「移転」と、「保有」という二つの手段があります。

移転移転は、保険などによって第三者に金銭的なリスクを移転することで損失補填を受ける方法です。
保有保有は、資金の積立などによって損失を自己負担する方法です。
リスクが潜在的にあることを意識しながらも、対策を講じることはありません。

研修カリキュラム

 

研修課題・ニーズに最適化するため、カリキュラムはオーダーメイドで構築しています。下記、一例としてご確認ください。

 テーマ・内容
1.オリエンテーション 研修の目的
2.リスクとは何か・リスクを定義する
・今社会で言われているリスクとは
・リスクの算出方法(影響度と頻度をもとに考える)
3.企業を取り巻くリスクとその種類1)基本的なリスク
  ①純粋リスク②投機的リスク
2)金融(事業運営・市場競争)に関するリスク
3)人的リソースリスク
4)法的リスク
5)情報に関するリスク
6)その他社会の価値観変化におけるリスクマネジメント
 ・リスクは1つだけではなく絡み合っている
 ・リスクは時代の流れと共に変化している
4.リスクマネジメントの目的と対応・リスクマネジメントの目的を定義する
・リスクコントロールとリスクファイナンシング
・具体的な方法
   リスクコントロール:回避、損失防止、損失削減、分離分散
   リスクファイナンシング:移転、保有
5.まとめ  ・振り返り
・実践することを宣言する


ガイアシステムの研修の特徴

「わかる」から「できる」へ!
演習中心の実践型研修

講師の話しを聞くだけの一方的な講義ではありません。受講者と対話のキャッチボールをしながら、タイプ特性に応じて分かりやすく伝えたり、グループワークやディスカッション、個人ワークなど、楽しく、且つ受講者が明日から実践できる具体的なアクションプランまで落とし込む仕掛けを取り入れます。また、短時間で効果的に習得できるロールプレイングによるトレーニング方法を取り入れていきます。 “わかった”で終わらせず、現場で起こり得る課題を想定し、現場ですぐに“実践活用できる”スキルとして実践できるように促します。

研修効果を最大限に高める
完全オーダーメイド型研修

経営理念や経営方針、経営者が感じている課題、役職者や現場社員が感じている課題、人材育成における課題などを多角的にヒアリング
必要に応じて、組織図や受講者のタイプ特性といった“人となり”がわかる情報などもヒアリングし、理想と現状課題にマッチングする一連の研修プログラムをカスタマイズご提案いたします。また、より受講者に伝わりやすくする言葉選びや社内用語を活用するとともに、気づきや学びの効果が高まるグループワークのチーム分けもご提案いたします。

部下育成で大切なこと

受講者の成長を支援する伴走型プログラム

複数回の研修の場合は、初回から最終回の研修まで、受講の様子や習得状況、社内課題と照らし合わせながら、都度プログラムをカスタマイズしながら進めます。 研修を開催している期間中は、受講者の主体的な学びをサポートするため、研修内容や現場実践におけるお悩みなど、受講者が直接講師に相談できる窓口の設置も可能です。

グラフを見る女性

ニーズに合わせた幅広い研修コンテンツ

学生から社会人への意識転換を促すカリキュラムから、業務遂行力や思考力の向上、さらにはチームビルディング、リーダー、マネジメント層への研修コンテンツと、様々なラインナップをご用意しています。
研修を通じて、即戦力として活躍できるよう支援します。現在実施中の研修のブラッシュアップや、新規カリキュラムの追加を検討する際にもお役立てできます。

テーマ別研修・階層別研修のご紹介

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