学習する組織
「学習する組織」とは、組織それ自体が自律的に学習して行けるという理論
ピーター・センゲが唱えた組織論に関わる理論で、組織それ自体が自律的に学習して行ける、という理論です。
企業のような組織は、自律的に学習して高度に知的な秩序ある組織となれるよう条件付けが必要となりますが、3本の柱でそれが可能であるとされます。
第1は、「志の育成」であり、自己研鑽と組織としてのビジョンの共有とが挙げられます。
第2は、「複雑性の理解」であり、システム思考(各要素が繋がり合うメカニズムを考える思考様式)による組織内人間同士での複雑な関係性の理解実現が挙げられます。
第3は、「共創的な会話」であり、メンバーの間で共に創造して行くための会話を行い、チームによる学習を実現させることが挙げられます。
「学習する組織」用語解説
論者により様々な定義があるが、「個人・チーム・組織といった様々なレベルで継続的に学習が行われ、自らを変革していける組織」を「学習する組織」という。
「学習する組織(Learning Organization)」はいかに継続的に学習し、変革していく組織を構築していくかという実践的なアプローチが中心となる。代表的な論者であるP.センゲは学習する組織の条件として、「自己マスタリー」、「固定概念の打破」、「共有ビジョンの構築」、「チーム学習」、「システム学習」の5つをあげている。
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